2017年9月10日日曜日

29622(9600形式)と魚沼鉄道客車 ハ2~新潟市中央区 自然科学館

2017年9月10日 新潟市中央区の自然科学館  魚沼鉄道(国鉄魚沼線)の休止前の軽便客車。
戦時中の休止期間に頸城鉄道に引き取られて活躍した。
1968年10月に頸城鉄道の一部廃止で廃車となりいったん新潟鐵工所に保存されたが1981年に自然科学館に展示された。

ということで30年以上ぶりに見学。昔瀬古龍雄先生らと見学して以来である。
くびき野レールパークにはハ6が残っているがこちらも魚沼鉄道出身である。廃止後神戸の篤志家に引き取られていったが2004年に頸城に里帰りして動態保存されている。

てっきり館内にあると思い全部見て回ったが見当たらないのでフロントに尋ねると割と引っ込んだ場所にあるとの事だった。ちなみに魚沼鉄道という用語では通じなかった「貨車のような車両」とか。
車内の様子  コンデジを高く持ち上げて撮影したもの。 車内には入れないのでご注意を。


ほかに現役経験のある車両としては29622蒸気機関車(米坂線)があるがいったん北海道に転属して廃車になった際に三笠鉄道村の9600形式と車体が入れ替わっているといわれている。
この機関車を見るのも30年以上ぶりであった。 瀬古龍雄先生以下この自然科学館で鉄道展が行われることとなりコレクションや写真など多数を展示したのも思い出である。全国組織の会だからできることであった・・・・瀬古龍雄先生もこの世にはない・・・

自然科学館には3階に鉄道関係のギミックがあり見学者でにぎわっていた。
現在ここで鉄道関連のイベントがされることはないようだ・・・